AKさんの投稿をBBSより転載。

いちおうM1のこと A.K. 2005/12/27 17:03

個人的にはチュートリアルのバーベキューネタが一番面白かったです。あと、麒麟は途中で喧嘩をはじめるなど、新たなパターンを入れて変化をつけるなど、かなり腕を上げており感心しました。本来若手の育成ということではじまったはずですが、いつの間にかバラエティ要員輩出オーディションになりかけていたので今回は本来の目的に立ち返ったという感じでしょうか。今回の上位者たちは、ネタは面白くてもバラエティでは使いにくいでしょう。こういう洗練された芸がテレビ批評として機能すれば素晴らしいのですが。

今年のテレビキャラクター優秀賞:
若槻千夏バラドル(いまどきそんな言い方すんのか?)全盛のテレビ界で圧倒的な技量を見せ付けました。女王小池は自意識が裏目に出てしまうが、若槻は自意識などかなぐり捨てて完全にふざけきることが出来るのが強み。

矢作(From小木矢作):小木矢作?おもしろいんだけどねー。と、いままで評価の割りに使い勝手が悪かった小木矢作でしたがことしは特に矢作のがんばりでゴールデンに対応できるまで成長してくれました。とくに矢作の”ひな壇”ものでの活躍は新境地を開拓した感があります。

斉藤舞子(フジテレビ):勘はいいと思いました。

ほっしゃん、次課長河本:説明不要。

杉田かおる:テレビという構造に人生のすべてをぶち込んでみせる、寒々とするほどの凄みを伴う賭けには、驚嘆せざるを得ない。彼女に代表されるほどに自己言及性の極みに達したテレビというメディアを、堀江も三木谷もなめ過ぎていると思う。彼らに杉田ほどの覚悟はあるのか!

真鍋、しょこたん、千原Jr等々、テレビ外でネットでの活躍を見せるタレントが増え、テレビの中だけでのタレント評価が難しくなってきましたが、しばらくはあくまでブラウン管(もはやブラウン管ですらないが)の中の現象のみで批評を続けます。