暴力装置

はじめて聞いた言葉だけどなんかカッコいいな。
一端スイッチが入ると誰も止められない強大な力を秘めた殺戮マシーン。
キュートに望むのはこれだよ。あっちゃんカッコいい〜〜。みたいな。
筒井康隆の『俺の血は他人の血』をふと思い出した。
冴えないサラリーマンの「俺」がなにかの拍子で怒りのスイッチが入ると体内の血が暴走し、「エクスクレメントォォォ!!」と知りもしない言葉を叫びながら止まらない暴力装置と化す話。
おそらく仙石氏の言いたいことは、今日本は周辺諸国の圧力に沈黙し雌伏の時を過ごしているが、いつか怒りのエントロピーが頂点に達した時、一億三千五百億の国民が有機的に融合し一個の生命体としての暴力装置と化し、この世界を破滅へと導くぞ、と、そういう決意を表明したのではなかろうか。
いいじゃんカッコいいじゃん。巨神兵か!!みたいな。違うか!!どゆこと!?