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映画ランキングでアバターのこと、松江さんという若手の映画監督は嫌いらしく、「ああやって姿形を同じくしないと理解しあえないっていうのは違うと思う」とかなんとか。
ひどいな。この映画の一面は「ミイラ取りがミイラに」の面白さなのにそこをわからないで否定するって。
それとアバターってのは「もうひとりの自分」っていう意味で、仮の姿のはずなのにそれが逆に真実の姿に取って代わるっていうのを描いてるのがおもしろいのに。そんな中学生でもわかるような簡単なことも読み取れないって。これだからやっぱり「観客はバカなんだからバカにもわかるような説明説明でこれでもかってくらい説明しないとダメ」っていうようなダメ映画がなくならないわけだ。
そいえば宇多丸が去年推してたアラビアのロレンスも「形から入って成りすまそうとしてたら結局染まっちゃった」映画の典型だったな。古典っていうか。
アバターも古典をちゃんと踏襲した現代の名作って言えるんじゃないか。
アイデンテティがどうのこうの、みたいな。そういうやーつ。