ストリーム

町山智弘さんがデパーチャーの受賞の内幕とか話してました。ロビー活動が功を奏したんじゃないかとか言ってました。
ぼきが思うに、主演のモックンの魅力に負うところが大きいんじゃないかと思いました。モックンのいいところはやっぱり他のふたりの渋がき隊員と違ってアイドルを食わなかったことでしょう。ヤックンやフックンが主演だったらとてもオスカー賞に届かなかったと思います。ヤックンは言わずもがな、石川ヒデミさんがおくさんであり、いまだにその美貌は衰えずビックリですし、フックンはあのイマイチな雰囲気にもかかわらず奥さんはつちやかおりであり、さらに告白本ではアイドル時代のバブリィなオンナ食いを告白しています。これがヤッカミの対象でなくしてなんでありましょう。ヤックンフックンではアメリカ人の審査員の好感は得られなかったでしょう。さらに言うならモックンのかみさんはあのキキキリンさんと内田ユウヤさんの娘さんという危険な香りがするポジションの人でありその容姿は正直ヤッカミの対象というよりはホっとするっちゅうか、モックンいい人だなあ、みたいな。オスカー賞の審査員にも好意的に受けとめられたと思います。
ただ残念なのは主演女優がアイドルでありながら奔放な男性遍歴を繰り広げ多くのファンを嘆かせたヒロスエさんであったことでしょうか。これが大きなマイナスポイントとなりデパーチャーが作品賞や脚本賞をゲッツする足かせとなったことは反省すべき点だと思います。
それと、アメリカ人のゾンビ好きという傾向にもピッタリフィットしたんじゃないかと思います。