女子ソフトボール金メダル!!

特ダネの小倉さんの「おはようございます!!」がほとんど絶叫でしたね〜。
勝因はいろいろあると思いますが、ひとつにはアメリカチームの慢心があったと思います。決勝戦前、私は言ったんです。「チミ達、ほんとにいいんだね?これまでチミ達のチームは日本の、ジャパンのチームに2回も勝っている。だからと言って安心してはいけない。忘れたのか?今回の大会の仕組みを。リーグ戦じゃないんだ。トーナメントなんだ。わかるか?トーナメント。言ってごらん、トーナメント、って。言えるじゃないか。オーケー。この決勝戦でもしチミ達が負けたら、これまでの2回の勝ちは、なかったことになるんだ。金メダルはもらえない。それがルールなんだ。わかっているのか?本当に?絶対に負けるわけがないというのか?なぜそんなことが言える?ボールゲームは絶対ってことはないんだぜ?もし負けて、あとから『ワタシタチ、2回勝ちマ〜シタ。これで2勝1敗デ〜ス、ダカラワタシタチ、1番デスネ〜〜、金メダル、ヨコシナサ〜〜イ!!』なんて言われても、そうはいかないんですよ。それを承知で、もう一回やろうって言うんですかね。よろしい。ならばおやりなさい。私は止めない。あんた方の気がすむまで、やったらいい。おやりなさい。だがやるなら、中途半端ではだめだ。それこそ千代の富士が若い貴乃花に不覚を取り『体力の限界!!』と声を絞り出し引退を決めたように、すべての力を出し切るくらいに、やったらいい。それならあんたもオレも、お互い納得してこのイベントを終えられる。そうなった時オレ達はきっと真の友情で結ばれたと、今ならそう思える。戦勝国と敗戦国という関係からさらに高い次元でのステージへと昇華できる。そうだろう?まだピンときていないようだな・・・・ならばSPEED、そう、今度再結成するとかで耳目を集めているあのSPEEDだよ!!今井絵里子の子供は、ろうあで、その子に歌声を届けたい、と、今井さんは言っているんだよォ!!あのSPEEDだって、若くして頂点を極め、その絶頂の最中にアッサリと解散を決めた。その後各々活動を展開させたが、かつてほどの名声を得ることはついぞなかったという・・・・だがそれだからこそ、各々のメンバーはそれぞれ言うに言えない苦労もしただろう。その苦労が、ティーンエイジャーだった頃には得られなかった人間の深みというか、そういうものを得ることができた。だからこそなのだ!!!!」、と。そう何度も念押ししたじゃないですか。その声が彼女達の耳に届いたか届かなかったのか、それは定かではありません。しかし彼女達は欧米人らしく大げさに肩をすくめ、何事もなかったように審判の「プレイボーイ!!」の声に球技を始めてしまったのです。その無頓着さが、ひとつの敗因だったと、言えるのではないでしょうか。