爆笑問題の日本の教養

惑星学の東工大井田教授を訪ねる。「宇宙人はいますか?」等のお約束の質問でひととおりお茶を濁した後太田の口からおそるべき言葉が。「宇宙は時間と空間がぶつかりあって出来たと思うんですけど」・・・・・・井田先生はハトが豆鉄砲くらったような顔で目を白黒。「さあ、それは・・・・」としどろもどろ。それはそうだろう。この太田の説は実は今の最先端の宇宙科学、物理学、すべての分野を騒然とさせている新説を見事に言い当てたからだ。ただ、この新説はこれまでの相対性理論量子力学も進化論もなにもかもを完全に否定しなければなりたたない、しかしそれらの理論の誤りをもし認めるならば今まで理解不能とされてきた宇宙の成り立ちの不合理を、完璧に解明できるという、おそるべき説なのだ。だから今現在はこの新説は極秘中の極秘として、ごく僅かなトップクラスの学者達にしか情報を与えられていない、お笑い芸人である太田が知るはずのない新説なのである。だから井田教授は顔面を蒼白にさせたのである。もしこれが公けになれば社会はパニックにおちいり宗教戦争が起こり秘密警察が綱紀粛正を行い焚書坑儒によりすべての書物は焼かれ生き残った人類は退化し原始時代そのままの生活に戻ると言われている。それほど人類の存在をも脅かしかねない、巨大な陰謀がからんだ説なのだ。おそらくこの放送はこれでは終わらない。大変な事態に発展することになる。