サンデージャポン

ここ数年まったくいいところなし、逆にネガティブな話題オンリーなマイケル・ジャクソンに熱狂する女子達はなんか、ひと昔前の上佑ギャルを連想させます。しかも歌ったり踊ったりしてくれるわけでもないなんて。理解不能です。魔女の宅急便で、絵を描くおねーさんが飛べなくなったキキに向かってアンタは飛んでこそのなんたらかんたらだ、っつって説教たれる場面がありましたが、あのおねーさんにマイケルを説教して欲しいものです。国生さゆりでさえアイドリングのみんなに向かって「一番大事なのはエンターティメント精神」って言ってた時代に、なんのエンターティメントもしようとしないマイケル・ジャクソンは一体なんなんだろう。宮崎駿は「人間の手は線を描くのはリミットがあって、それを越えると腕が壊れる」と言って腱鞘炎のつらさを語っていたがマイケルの場合歌の腱鞘炎みたいなことなのだろうか。でもポール・マッカートニーとか、あの歳でまだまだ全開バリバリだし、なんとも言えないですけど。
Vが流れる間スタジオのみなさんはあきれたような失笑を漏らすなか飯島愛だけは「かわいい〜〜」とマイケルに心酔のごようす。先週のブリトニー・スピアーズのときも同じように「でも好き」と何度も繰り返していた。スターになりすぎて壊れてしまう人たちに共感を覚えるとでもアッピールしたいかのように。依存ショーという番組でホルモンに依存するしょこたんらと並んでコンビニでのバカ買いに依存する飯島愛の姿を紹介していたが、身の丈に合わないもてはやされ方をすると人はどこかヘンになってしまうのかもしれない。ラジかるラジかる