報道首都圏

植村花菜トイレの神様をすごくでかく取り上げている。
世界で一番早く植村を認めた人間としてこの先もフォローしてく必要がある。
http://d.hatena.ne.jp/comy/20100305
だが植村を本当に信頼できるアーティストか、検証する必要がある。
まず「神はいるのか」という大命題を避けて通ることはできない。
 
神の存在を問うときに有名なパラドクス「全能の神は自身が持ち上げられない岩を創れるのか?」がある。
トイレの神にこのパラドクスを適用するならば「全農の神は汚くない肥えを創り出せるのか?」ということになろう。
これは「ウンコ味のカレーとカレー味のウンコ、どっちを選ぶ?」に通じる究極の難問である。
 
床に落とした食べ物を拾って食えないくらい「汚い」に敏感な現代人。
だが畑の野菜はふつう汚い土にまみれている。その土には普段私たちが忌み嫌う虫もウヨウヨと這いずっているだろう。
 
思いがけずマジメな話になってしまった。
落しどころがわからない。