アメトーク

アンタ山崎リスペクト芸人だっつって、意外にも東野が言いだしっぺってのが正直おどろきましたけども、なんか山崎リスペクトってのが違和感あるなあと思いながら見てたんですけどまあたまにはこういう回もあっていいのかななんて思いながらたいしてなんにも考えないで見終わりました。
でもなんだか結構その後インターネットとかでの反響大きいみたいでよくぞやってくれたみたいな、たしかにザキヤマもっと注目されていいみたいな、そんな感想が多いみたいなんですけど果たしてそれってザキヤマにとっていいことなんでしょうか?
思うんですが、ザキヤマってああやって「イノシシとか薄い話題で20分ひっぱれる」とか、感心されちゃうような存在じゃあないような気がするんです。どっちかっていうと誰かが喋ってるところを散々横から「そうそう・・・・・みたいなね」とか「そうそうそうなんだよねそれでそれで?」とかいらん合いの手をのべつ幕なしに打ってうざがられてしまいに「お前うるさいんだよさっきから!!」とかつってアタマどつかれるみたいな、そういうなんつうか、ウザ芸っていうか、ジャマ芸ていうか、迷惑芸みたいな、そういうポジションなんじゃないんでしょうか。それをなんかこれを機会にザキヤマコメントが重宝がられる方向にいっちゃって、なんか差し挟むたんびに「ホォ〜〜〜」なんつって感心されちゃったりなんかしたら、なんか別のものになっちゃうんじゃないでしょうか。
ザキヤマで一番記憶に残るのは一昨年の元旦のお笑いヒットパレードだったかなんだかで浅草かどっかの路上でやってるとこに「柴田さんが入院しちゃって仕事なくなっちゃって、ヒマなんで来ました」みたいなノリでそのまんま出続けちゃった、あれが最高にザキヤマの邪魔なかんじ、うざいかんじがとってもまわりが迷惑してるかんじがしてとっても可笑しかった。でも次の年には恒例になっちゃってヘリまで乗ってジャニ系だったかエグザイルだったかなんかのコンサにまで飛び入りしちゃうみたいな、「飛び入りというテイ」の出来レースになってたのがつまんなかった。
そういうのもあって、ぼきとしてはザキヤマにはいつまでもでしゃばりな小物であってほしい。リスペクトとか、内心しててもいいけど、言っちゃいけないと思うんです。
アメトークの影響は大きい。これを機にザキヤマのうざい合いの手がことさらにフィーチャーされちゃって、たとえばあまりお笑い関係でない、細川茂樹とかが家電のこと一生懸命話しててそこにザキヤマが相槌テキトーにうって、細川さんが「ちょっとうるさいんだけど」とかマジでムっとしちゃったりして、するとまわりの芸人がザキヤマ擁護みたいな、「細川さん違うんですよ山崎のこの茶々がね・・・・・実は」みたいなフォロー入れたりとかするようになって、次第にザキヤマの茶々のほうが主役みたいになって、誰も文句言えないみたいな、まさにアンタッチャブルな存在になっってしまうとしたら・・・・?ン?
アンタッチャブルアンタッチャブルだと?アンアタッチャブルと言えば・・・・・・これって・・・・・・おおなんということだ期せずしてザキヤマの所属するチーム名とこんなところで一致するなんて・・・・・・こ、これははじめから仕組まれたことなのだろうか?それとも言霊が起こした奇蹟だろうか?それとも・・・・・