エゴイスト

吉井怜ちゃんがこの時間帯のこんなキワモノドラマの主演をするようになるとはなあ。仮面天使ロゼッタで怪人を踏みつけ怪人が緑色のドロドロを吐き出し悶絶する様を見下ろしサディスティックな笑みを浮かべるという前代未聞の仮面ヒロインという鮮烈な役どころを演じ、悪人を踏みつけ悲しみの表情を浮かべたブルース・リーへの強烈なアンチ・テーゼとして頭角を現した吉井怜
それが白血病で死線をさまよい母親からの骨髄移植で奇跡の生還。血液型も変わったという。
そして今10年前とは360度違う泥臭い演技を見せ、幅の広い女優さんへと変貌した。隔世の感がひとしおである。
そして敵役の宮地真緒も、NHK朝の連続「まんてん」主役からは想像もできないような汚れを演じ、怜ちゃんをおびやかす。真緒ちゃんには爪で皮膚をひっかくとクッキリと痕が浮かび上がるという特技がある。怜ちゃんもうかうかとしてはいられない。
 
Wiki見てみたら本名が飛知和 怜(ひちわ れい)って人だと初めて知った。さらに著書「神様なにしてくれんの」ドラマ化にあたって怜ちゃん役を演じたのが真緒ちゃんだったとは。なんとも数奇な運命であることか。しょこたん流に言えば数奇すぐる。みたいな。
しかしまたよりによって飛知和さんて。チミは飛知和さんちの娘か!!みたいな。そのまんまかい!!みたいな。