GAKI・KAME (FM-FUJI)

毎度おなじみ、モーニング娘。新垣里沙亀井絵里によるほのぼのトークが聞けるラジオですが。今日の放送はいつになく白熱した内容でしたので珍しいなと思って書き起こししてみました。
GAKI・KAME「ハイどうも〜〜いや〜〜やってまいりましたGAKI・KAMEです〜〜」
ガキ「いや〜〜どうよ〜〜新曲、出ちゃいましたけど〜」
カメ「ハイ〜〜『レゾナント・ブルー』、みなさんもう聞いていただけましたでしょうか〜」
〜中略〜
ガキ「ねえねえねえねえ、カメ〜〜、ちょっと聞いてよ〜〜」
カメ「なになになに、もう〜なんでも言ってくださいよ〜〜この私がなんでも聞いてあげますよ〜〜」
ガキ「あのね〜、例の光市の母子殺人の公判なんだけど〜〜、高裁の死刑判決が出たでしょ〜〜」
カメ「ア〜〜、ハイハイハイハイ」
ガキ「でね〜、私思ったんだけど、被害者の旦那さん、本村さん?すっごい可哀想で〜〜、9年よ9年!!あんなね〜〜、ワケわかんない死刑廃止?論者のォ、弁護団にい、ワケわかんないイカレチンポみたいな、どらェモンがどうしたとか、生き返らせるために死姦したとか、もうなにふざけてんの!?みたいなあ、言いがかりつけられてえ、9年よ!!もうあんな変態の人殺し、すぐ、チャッチャと、死刑にしてあげたらいいのに、って」
カメ「ア〜〜、ハイハイハイハイ」
ガキ「どうなのよ!!カメ〜!!ちょっと、私のこのイキドオリ、わかってくれる?」
カメ「いや〜〜わかりますよ、わかりますけどォ、これはすっごいややこしい問題がありましてえ、国際的には死刑制度はどんどん減ってきているわけですよ」
ガキ「なにカメ、あんた死刑制度廃止派!?ちょっと信じられないんですけどォ〜〜」
カメ「いや、ちょっと最後まで聞いてくださいよ」
ガキ「イヤイヤイヤ、やだカメが死刑廃止派だったなんて、今まで一言も言わなかったじゃん!!」
カメ「でもね、犯人の元少年は、犯行当時18歳だったんですよ。18歳ですよ18歳!!私たちより年下じゃないですかあ」
ガキ「だからなによ!!少年だったらなにしてもいいわけ!?」
カメ「違うんですよォ、聞いてくださいってばもう。そんなに興奮しないで」
ガキ「興奮しないでって、あんたなんでそんなに冷静なわけ!?犯人?犯人の本村さん?じゃなかった、被害者の、本村さんはね」
カメ「もう〜〜ガキさんったら〜〜、あのですね、判例っていうのがありましてェ、過去の判例に基づいて判決が決まるンですよ」
ガキ「あ〜〜、ナガヤマ判決?ナガヤマ判決でしょ。当時18歳のナガヤマっていう人が4人殺したっていう」
カメ「そうそうそう。知ってるじゃないですか。ガキさん。それでね、その判決が、基準になってるんですー」
ガキ「ああ」
カメ「もー、ガキさん、いきなりテンション下げないでくださいよー、これラジオですよ〜〜!?」
ガキ「ああ、それで?」
カメ「それでね、私は思ったんですけどお、そうゆう過去の判例が、あるからって、4人殺したら死刑だとか、3人まではいいとかって、それはちょっと違うんじゃないかって」
ガキ「うん・・・・・・うんうんうんうん、それでそれで?」
カメ「それでェ、人の生っていうのはァ、その人だけのものじゃないですか。もう例えば、もし今ガキさんが誰かに殺されたとしたら、ほかの誰かがその犯人に3人殺されなかったら、いや、今回は2人ですからもうひとりですよね。犯人は捕まったとしても、のうのうと生き続けられるわけですよ。ガキさんは殺されて、もうこの世にはいなくて、まだ楽しいこと、いっぱいできたはずなのに、な〜〜んにもできなくなっちゃって」
ガキ「うん、うんうんうんうん」
カメ「私はぁ、そういうこと想像してみたら、絶対イヤだなあ、って思ったんですよ。ガキさんにひどいことした犯人が、そのままこの世に存在するってことが、すっごいイヤ!!って、そんなのガキさんがカワイソすぎるって・・・・・(嗚咽?の声)」
ガキ「カメ・・・・・・・あんた、そういうこと、考えてくれてたの?あたしのこと考えて・・・・・・(すすり泣くような声・・・・・・しばし沈黙)」
カメ「・・・・・・・・な〜〜〜んちゃってェ〜〜〜〜!!!!ウッソォ〜〜〜〜!!!!」
ガキ「ハ・・・・・・ハァァ??」
カメ「じょ〜〜だんですって!!!ジョ〜〜ダン!!そんなこと考えるわけないじゃないですか〜〜」
ガキ「カ、カメェ〜〜!!!!あ、あんたねえ〜〜〜!!!!」
カメ「イヤ、ガキさんはどうなってもいいんですけどォ、たとえばうちのミドリガメがぁ、誰かにいたずらされてぇ、死んじゃったなんてことになったらぁ、それは絶対許せない!!って思いますよ」
ガキ「あ、あたしゃミドリガメ以下かって言うこと!?カメ、あんた・・・・・・・このクサレオメコがァ!!!」
カメ「アハハハハハハ、怒った怒った。ガキさんおもしろいなあ。からかうと」
ガキ「ハア・・・・・・もう・・・・・・・あんたってコは・・・・・・」
カメ「アハハハハハハ、あ〜〜おもしろかった。イヤ、それも冗談なんですけどォ〜〜、マジな話、今までわりと、加害者の人権が、大切にされすぎっていうのは、思いますね」
ガキ「・・・・・・・・今度は本当にマジメに言ってんの?もォ、わかんない。わかんなくなっちゃった」
カメ「いや、マジメです。ここからマジメモードですから。いいですか?今元少年は28歳になって、立派な大人なのになぜか実名が明かされない、これって、ヘンじゃないですか?」
ガキ「そうそうそう。なによ『元少年』って。バカじゃない?って思った」
カメ「そうなんですよ。本村さんも言ってますけど、死刑も、死刑だからといって、それがいいことじゃない、って言うんです。そういうことがなくなればいいって」
ガキ「そうね。でも、もともと犯人発信じゃない。犯人が悪いことさえしなかったら死刑もなにもないでしょ」
カメ「そうなんですけどお、私はぁ、イマイチ食い足りないって言うかあ、不満なんですよ。はたして死刑にすればそれでいいのかって」
ガキ「フ〜〜ン、だったらどうしろってのよ」
カメ「たとえばぁ、毎日指を一本ずつ切り落としていくとかぁ、指が全部なくなったら腕を毎日1センチずつ切り落としていく。そのくらいすれば、釣り合いが取れると思うんです」
ガキ「・・・・・・・・」
カメ「それでぇ、犯人は痛いですよね。毎日新しい傷つけられるわけですから。それはもう痛さでエビみたいにピンピンはねるわけですよ、それで犯人はもういっそ殺してくれって、泣きながら頼むんですよ。でも殺さない」
ガキ「・・・・・・・・・・」
カメ「でぇ、それを毎日報道ステーションとかで実況中継する。古館さんの実況で。」
ガキ「・・・・・・・・」
カメ「そのくらいすれば、おもしろいと思うんです。どうですか?ガキさん
ガキ「・・・・・・・・・・・・・・」





(文中登場する人物・団体等は実在する人物・団体等とは一切関係ありません)