サンジャポ

先週私がいらないと言ってしまった高橋さんとヤスハさんがラーメン屋さん巡りをする企画がたいへん好評だったとかで、視聴率グラフが明らかに右肩上がりになってました。
これはどういうことでしょうか。なにがよかったんでしょう。視聴率がこの時間帯上がったということは番組の最初から見ていた人でない人でたまたまチャンネル合わせたら興味あることやってたんでそのまま見たっていうことでしょうから、
この企画での興味もたれると思われる要素は高橋さん個人、ヤスハさん個人、トークの内容、そしてラーメン?でしょうか。
高橋さんはいちいち「なんでもないようなシナチク」とか「なんでもないようなナルト」とか、高橋さん自身の持ち歌であるところのロードの歌詞にひっかけたことを言って爆笑を誘っていました。これは上がった視聴率のうち約12・7%を占めていたと思われます。
ヤスハさんは離婚のことでなにか言っていました。たしか小朝さんとはあまりセックスをしていなかったというようなことを話していたような気がします。これが36%。
ラーメンを食べるシーン、食べ物に興味のある人の数字として18%
だいたいこんな内訳でしょうか。あとはヤスハさん、高橋さんの個人的なファンの数字、そして寝坊してやっとこの時間に起きてチャンネルを合わせたもともとのサンジャポファン。
こう分析してみると「なんでもないような」も離婚の原因も、食べ物企画も、正直どれもあまり私の興味ある要素ではないなあ。つまり私の「いらない」は必然的に完全なマイノリティの方に分類されてしまうことになる。
食べ物についてはフードファイトならわりと興味ありますがふつうの人がただ食事しているのを見ているのはどちらかというと退屈に思ってしまう方ですし。
逆に私がサンジャポを見る動機としては爆笑問題とかデーブ・スペクターが出ているから、っていうのがありますがこの高橋さんのコーナーにはそのどちらの要素も完全に排除されている。それなのにいい数字が出ている。ということは、やはりマイノリティ。ということはサンジャポ全編高橋さんとヤスハさんが食事しながら会話をしていたほうが数字がいいだろう、ってことになってしまうではないですか。高橋さんが「なんでもないような」をつけて全ての食材を述べる。ヤスハさんが「セックス」を連呼する。それが約90分間続く。そんなのあまり見たいと思わない。
でも多分数字がすべてのテレビ界ですから、そうならざるをえない。ちょっとショックだ。