UFC76

もうショーグンの負けがあまりにもショックで、ショック通り越してショッキングピンクなっちゃった、みたいな、60年代か。みたいな。そんななんで華麗にスルーしよか、とも思いましたが思い直しました。
ミルコ、ヴェウドゥム、ショーグンとプライドファイターが次々に・・・・・このファンの幻想を粉々に打ち砕く現実の厳しさに、UFCのチャンピオンをプライドファイターが独占しちゃうんじゃねーの?ウエルターくらいは残しておいてあげようか、なんて夢見ていた頃はなんだったのか、と自分を否定したくなってきますよね。でもちょっと待ってください。もし、ミルコがゴンザガに負けないで次クートゥアとやって勝ってたら、まずミルコがヘビー級ベルト獲ってますよね。さらにもしショーグンが人気者のグリフィンを破って次ランページとやって前みたいに肋骨折って格の違いを見せ付けてライトヘビーのベルト獲ってたら、そうしたらもう2冠じゃないですか。どうですか。いやちょっと待て、勝負にたられば話は無意味だ、なんて言われるのは勿論百も承知なんです。でも、我々プライドファンは今まで幻想にどっぷりとつかってきたんです。ここでまたさらに幻想を重ねたら、それは現実ではないでしょうか?毒を制するには毒を、という諺もあるじゃないですか。ここは現実という強大なボスキャラを打ち負かすさらに強大な幻想を作り出す必要があるんですよ。そしてそれは成功しつつあります。明日学校に、会社につくころには胸をはってお友達に「いやー、ショーグン勝ったね〜〜やっぱ強いね〜〜、タイトルマッチでもないのにもうベルト獲っちゃったよ〜〜早いね〜〜、PRIDEのレベルの違いをおつむの弱いアメリカ人も認めざるを得ないでしょう。UFC、よわっ!!!、ミルコ、、ランページ、ダンヘンダーソンに続いて4人連続、こうなるとアメリカ人ファンからもPRIDEを見たい、っていう声が上がるようになる。それはダナ・ホワイトも無視できない大きな潮流となって大きなデモまで行われるようになる。アメリカは訴訟の国だからファンはPRIDEを見れない不満を裁判所に訴える!!どうだいこれは・・・・・・近々PRIDE再開、あるね」なんて言えるようになっているでしょうきっと。
みなさん、夢をあきらめないで、自分を信じて、そう言いたいです。