ソフトバンクのCM

上戸彩のお父上が犬であるという衝撃的な内容のこのCMだが、もしこれがお母様が犬だったら今頃とっくに放映中止になっていただろうと想像するとこれはよくできたCMだなあと感心してしまう。もし母親が犬だったらこれはまさに欧米では非常にタブーな受け止められ方をするだろう。「サン・オブ・ア・ビッチ」つまり「メス犬の子供」とは最大級の罵り蔑みの言葉であることはご存知のとおり(上戸さんはこの場合「ドーター・オブ・ア・ビッチ」になるのかもしれないが)さらに映画「オーメン」でよく知られることとなった「悪魔は山犬の子」っていう概念、ほのぼのした家族通話0円のCMがなんともまがまがしい内容となってしまう。そういったギリギリのラインで危うく成立しているからこそこのCMはほかにはないこわいくらいの美しさを保っていられるのではないか。それでなくとも母親はヒトで父親は犬、これはなんとなればいわゆるところの獣姦、ヒトとケモノとの忌まわしい交わりの結果から生まれたのが上戸彩であり兄の黒人青年であるという。それだけでもまさしくどんだけー!!!なアブノーマルな関係だから、アタマいたくなっちゃう。