27時間テレビのネプリーグでのしょこたん

あれはあれでよかったのか。ずっと考えていた。わからない問題のとき全部ジョジョで答えていた中川翔子
ことしょこたん。ゴールデンタイムにジョジョ。たしかに冒険だった。(ちょっとウマいだろうか)
終わってみればあれはあれでよかった、と今はそう思える。だがしかし、それも大御所ウッチャンナンチャン内村光良の存在あってこそ成立した場面ではなかったか、と振り返らざるを得ない。中川がジョジョネタを出すと必ず「初代はジョナサン・ジョースター」と付け加えることで内村氏が助け舟を出していた。お茶の間の中高年以上のお父さんお母さんが「このコなに言ってるの?夏目漱石坊っちゃんも知らないなんて、バカじゃないの?」という訝しむ声が聞こえてきそうな場面でウッチャンのすくいとるひと声があったおかげでなんとか体裁を整えることにかろうじて成功していた。「40代も越えたウッチャンが知っている。つまり若者だけのわけのわからない知識ではない。ということは我々はしょこたんに疎外されてはいないのだ」と中高年以上の方たちに納得してもらえたのである。(わたくし自身、内村氏がジョジョをご存知とは、とおどろいた)
あのひと声がなければ大怪我してしまう、危険な試みではなかったか。
今回はあれでよかった。だが二度はあるだろうか。いつもすくってもらえるという保障はない。周りを見回して、ひと呼吸おいてからジョジョネタを言ってもよい状況か考える、そういう余裕をもってほしい。中川翔子に期待する、わたしであるからこその苦言を呈したい。