HEYHEYHEYで浜ちょん桜庭を呼び捨て

HeyHeyでの浜田が桜庭を”サク!サク!”と呼んでいたのが、非常に気がかりだった。
浜田の”ぞんざいな態度”というのは、確立された芸であり、とくに権威があるとされているものや、高位のものに対して”タメぐち、叩き、敬称省略”などの行為を連発することで
一般と権威、低位と高位の差異自体が”ボケ”である(故にボケに対してツッコミをいれている)という見事な批評を確立したのであり、この業績は他の追従を許さないものである(これは”王様は裸だ”警告機能のような安易な道徳的批評ではなく、”差異自体”がボケだと認識させる、極めてラディカルな批評なのである。)

しかし、ダウンタウンが権威になってしまったために、浜田が別ジャンルの若年タレントをぞんざいに扱うことで、これら中途半端なタレント(細川茂樹岩崎ひろみ等)に、逆に権威の下駄をはかせてしまった(浜田のお墨付きが発行された)、という事態に初めて警鐘をならしたのは故ナンシーである。

これに加え、最近の浜田のぞんざいさは、差異への批評が自家撞着に陥り、ただ単に差異の無効、差異の破壊を招くだけになりがちなのである。そもそもいかに”差異化”をはかるかが、タレント戦略の命である。であるが故に現在のタレントは浜田といかに絡むかあるいは絡まないかに関して、極めて戦略的にならざるを得ない状況が発生している。この戦略に今だ無自覚なのがスポーツ選手である。”格闘技のカリスマ”が”サク!”呼ばわりされることで、カリスマ解除されることにどれほどメリットがあるだろうか。桜庭は”おいしい”と思っているかもしれないが、浜田をなめてはいけない。浜田の差異破壊力は思っている以上に強力である。あの男、考えられへん!

・これ私が考えました。・・・・・って、ウソです。おなじみAKさんの掲示板への投稿です。
松っちゃんが言うには、「あいつは上か下かでしか考えへんからな、この相手は呼び捨てにしていいかどうか、動物的な嗅覚で判断しよる」ということらしいですが。