ウルトラマンM

今日の怪獣はデカくて機動性もあり凶悪な人相のいかにも武闘派なカンジ、マックスとの攻防も光線主体でなく肉弾相打つパワーファイトとなった。そこで今日はマックスの戦いを今日的な格闘技と比較して視点を絞って観察することにする。
まずマックスの構え方は手をグーにしているので一見してグラップラーではない、打撃系であることを匂わせる。距離をとってからお互い走りより、先手を取ったのはマックス、ジャンプして脳天に空手チョップ、脳天唐竹割りだ。怪獣まったくひるまず、フックで応酬。腰がまわった、まったくボクシングのセオリーどおりのフック、空手で言えば鉤突きと言うのかな?マックス前蹴りで距離とる。セーム・シュルトよりはブアカーオ・ポー・プラムックを彷彿とさせるリズミカルな前蹴り。怪獣頭から突っ込みテイクダウン狙う、それをいなして転がす、相撲の稽古でよく見るぶつかり稽古みたい。立ち上がって差しあい、ボディにパンチ。パンチの応酬、マックスのストレートはやはり空手の正拳突きのフォームに近いと思う。そしてマックスが見せたのは胴回し回転蹴りだ!中の人は安廣一哉か子安慎吾か。怪獣一回転して尻尾でマックスの足を払う。これは人間ではない、尻尾の長い動物ならでは。したがって何の技とか言いようがない。あえて言えばバックスピンキックに似たかんじ。このあと光線でダメージうけ地面に這ったマックスを踏みつけ。
まあだいたいこんなかんじですが、マックスのファイトスタイルは空手ベースといって間違いないと思います。